2020年7月15日 【Fマート

コンビニエンスストアの店長会議に抜擢「Fマート東京定例会議資料作成」

会議資料

俺がバイトしているコンビニエンスストア「Fマート」では、月に一度店長会議なるものが各地方で行われるらしい。

 

俺の店は東京にあるので、東京近郊のFマートの店長共が集まるってわけだ。

 

そこで何の話をしているのかは知らんが、とにかくこの「店長会議」の日が近づくにつれ、ここの店の店長「錦戸」の顔色が青ざめていくのが分かる。情けないやつだ、びびっていやがる。

 

例の如く、今俺はレジ打ち台でブログを書いているのだが、先ほど驚きの指令を、錦戸から承った。

 

そう、まさかである、「お前が行ってくれ。。」と。

 

 

店長会議に代理で出席依頼

俺はバイト

アメリカの特殊戦闘部隊時代を考えると、全く理解に苦しむ。隊長が軍法会議に参加せず、代わりになんの力量も裁量も無い一般歩兵を代理で送り込むようなもんだ。そんな隊長はもちろん失格だし、その先には地獄より苦しい罰が待っていることだろう。コンビニエンスストアではどうなるのかは知らんが。

 

とにかく錦戸は今気が狂っているとしか思えない。なんせ俺は「15才のバイト」だからな。念のため、「行かない理由」と、「なぜ俺なんだ?」を聞いてみた。

 

 

「腹痛」と「他はみな断られた」

らしい。。10000歩譲って腹痛は許してやろう。ただ、代理で行かす連中にことごとく断られたからといって、バイトの俺を参加させるか普通?こういつはもうダメだ、正常な判断が出来ていない。まあもともとこの程度のカスだとは知っていたがな。

 

だがまあしかし、個人的には興味があるので行ってみたい気持ちではある。俺の報酬の底上げと副店長のポジションを条件に、店長会議に出席することを約束した。そう、俺は今しがた「副店長」の座についたのだ。

 

 

店長会議資料の作成

錦戸のレポートがクソ

どうやら店長会議には店ごとに売り上げやトピックス、提案等をまとめた「会議資料」が必須らしい。これは錦戸が作成したものを持っていくといいと言われたが、軽く俺が目を通しただけでもクソな資料だという事が分かる。

 

売り上げ、人件費、利益、ありきたりなものを並べただけのクソ資料だ。肝心の「トピックス」や「提案」が皆無である。利益だけはちょびっと出てますよ?とあとは媚びへつらった定型文でまとめ上げられた吐き気すら覚える内容だ。

 

俺はスタッフルームにいる錦戸の方へ赴き、目の前で破り捨ててやった。そして「作り直せ」と。

 

 

晴美が爆笑

錦戸が半泣きになりながらレポートを作り直している最中、晴美がやってきた。そういや今日は晴美と俺のシフトだったな。

 

晴美「おつかれさまでーす^^、、、あれ??」

 

半泣きの錦戸を見てなにかを悟ったようだ、耳元で晴美が話しかけてくる。

 

晴美「Rちゃん、なにかあったの?」

 

俺はことの内容を全て話した。すると、晴美は爆笑していた。俺が店長会議に出席することになったことで爆笑、それと引き換えに副店長の座についたことで爆笑、錦戸のレポートを目の前で破り捨てて作り直させている事で爆笑。

 

15分ほど爆笑して、涙を流すほど爆笑して、晴美は俺に「最高!」とお褒めの言葉を頂戴した。まんざらでもない気分になった。

 

 

晴美のレポートが秀逸

晴美の気分が落ち着いたところで、錦戸のクソレポートの感想を聞いてみた。破り捨てたレポートを晴美に見せると、俺とだいたい同じ感想を述べていた。さすが晴美。

 

さらに晴美は、「私、修正して作ってあげようか?」と言ってくれた。バイトは俺1人で回すので、「スタッフルームで是非頼む」とお願いした。

 

晴美「OK!^^」

 

それから30分後、スタッフルームを見に行くと錦戸はあいかわらずの手際の悪さでまったく資料作成が進んでいない。ダメだこいつは。

 

変わって晴美、彼女は9割がた資料を完成させていた。しかも俺が望んでいた以上の出来栄えだ。店舗の経営状態をうまくまとめつつ、問題点や改善案、その他の提案など、これぞ会議資料だろうといえる物をものの30分で作り上げた。

 

さらに彼女のふんわりとした人柄が文章やフォーマットに反映されていて、とても読みやすい。間違いなく100点満点だ。

 

おれはこの資料を持ってく事にした。彼女はたいへん喜んでいた。

 

 

店長会議にむけて

#錦戸寝てろ

晴美のレポートを錦戸に見せて実力の差を知らせてやりたかったが、それよりも晴美のレポートが汚れる気がして見せるのは止めた。

 

錦戸はレポート作成中だが、やはり内容はカスだったので邪魔だから帰って寝ろと伝えた。

 

するとどうだろう、

 

錦戸「いや、俺はまだやれるから。ちゃんと寝てるし、体調のことは気にしないでくれ。」

 

吉村知事のような気分でいるのだろうか、変な所でポジティブに言葉を受け止めるようだ。

 

R「勘違いするなお前は兵庫の方だ悟れカス」と言って軌道修正させて帰らせた。

 

しかしなんでこんなやつが店長なんだとつくづく思い知らされるな。晴美の方がよっぽど店長に向いているし、やってほしいと思う。まあ彼女はこんな所で収まる器じゃないか。

 

錦戸の唯一の手柄は、彼女を雇った事であろう。

 

 

準備OK

レポートは完璧だし、あとはこれに俺の考えをプラスアルファするだけだ。全く問題ない。すこしワクワクしてきたな。とにかく準備は万端だ。

 

晴美「なんか私も一緒に行きたくなってきたな~、ダメかなRちゃん?」

 

R「なんか1人じゃないとダメらしい。ただこのレポート見せたら、今度連れて来いってなるようなきがするぞ?」

 

晴美「あはは!よく言うよRちゃん^^嬉しいねこのこの~^^」

 

一先ず、今回は俺が1人で会議に参加することになった。結果については、また報告しようと思う。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

 

プロフィール

アメリカはテキサス州生まれ。孤児院で育ちスラム街の連中と共に窃盗を繰り返す。8歳で武芸の達人と出会い、11歳でアメリカの特殊戦闘隊隊長に任命される。その後3年間は世界各国を極秘に飛び回り、任務を遂行。15歳で隊から抜け出し、現在は日本で一般人として暮らす。

アーカイブ